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【実習6日間対面コース2023】(東京・福岡)

2023東京会場開催レポート(動画)

「実習6日間対面コース」のご案内

 実際の歯科臨床で結果を導き出すには、まず“理論”を知り十分に認識すること、次いで実習と実践を通して“技能”を修得することが極めて重要です。昨年は、基本8ヵ月Webコースをご受講下さった方々からの強い要望にお応えして、Webコースに即した「実習4日間対面コース」を東京で2回開催致しました。3年ぶりに対面で開催させていただき、内容の濃密な実習コースで、皆さんといろいろなお話も出来てとても有意義で楽しかったです。
 今年は、東京と福岡で6日間コースへ日数を増やし、更に充実した実習コースを準備して居ります。どうぞ奮ってご参加下さい。
 私達が今後さらに歯科医療者として多くの方々の役に立てるよう、歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士が、共に楽しく研鑽していきましょう。 お待ち致しております。

日本臨床歯科補綴研修会 実習6日間対面コース 代表講師 小出 馨

会場・日時

東京会場
定員:20名(先着申込順)
新東京歯科技工士学校・新東京歯科衛生士学校 (MAP
〒143-0016 東京都大田区大森北1-18-2
1日目 2日目(昼食付)
13:00-18:00 9:30-16:00
9月30日( 10月1日(
10月7日( 10月8日(
10月28日( 10月29日(
福岡会場
定員:20名(先着申込順)
博多メディカル専門学校 (MAP
〒812-0044 福岡市博多区千代4丁目32番1号
1日目 2日目(昼食付)
13:00-18:00 9:30-16:00
11月4日( 11月5日(
11月25日( 11月26日(
12月9日( 12月10日(

受講区分・お申込

【実習受講】 【OB受講】
実習参加により手技習得を対象としたコースです 実習見学により復習・確認を対象としたコースです
歯科医師 : 374,000円(税込)
歯科技工士 : 231,000円(税込)
歯科衛生士 : 33,000円(税込)
歯科医師 : 33,000円(税込)
歯科技工士 : 22,000円(税込)
歯科衛生士 : 16,500円(税込)
お申込は終了しました お申込は終了しました
各会場とも定員になり次第、申込を〆切ます。お早目にお申込ください。
【実習受講】 アップデートされた最新の基本8ヵ月WEBコース2023と並行して、
実習6日間対面コースをご受講下さることをお薦め致します。
【OB受講】
申込可能 現在、基本8ヵ月WEBコース2023(全8回)を受講中(含OB受講) 申込可能
申込可能 2019年以前の実習付基本8ヵ月コース(全8回)を受講済 申込可能
申込可能 昨年開催の実習4日間コース2022を受講済 申込可能
申込可能 2020年以降の基本8ヵ月WEBコース(全8回)を受講済 申込不可
申込不可 WEBを含む基本8ヵ月コース(全8回)を受講したことがない 申込不可
基本8ヵ月コース(全8回)未受講の場合は、実習コースのみの受講は出来ません

実習に必要な準備物

ご受講者ご本⼈の上下顎【硬⽯膏】模型 (出来るだけ直近に印象採得されたもの)

  • 上顎模型1個:アプライアンス(スプリント)実習⽤として
  • 下顎模型1個:SCM レコーディング⽤として
  • 上下模型1組(計2個):咬合器による下顎運動再現と咬合診断実習⽤として
ご受講者ご本⼈の上下顎【硬⽯膏】模型
(出来るだけ直近に印象採得されたもの)
【実習受講】
DR DT DH
アプライアンス(スプリント)実習⽤として 上:1 上:1
SCM レコーディング⽤として 下:1
咬合器による下顎運動再現と咬合診断実習⽤として 上:1
下:1
上:1
下:1
合計 上:2
下:2
上:2
下:1

なお、ご⾃⾝の模型を準備出来ない⽅は、お申込時に専用フォームにご記入下さい。
実習当⽇に印象採得と模型製作を行います。(その場合は集合時間が変更になります)
円滑な実習作業遂⾏と、お互いの感染防⽌の観点から、極⼒模型をご準備下さいます様、皆様のご協⼒をお願い申し上げます。

■ 次の器材をお持ちの方はご持参ください。(お持ちでない方は申込時にお知らせください。貸出可能です。)

お持ちの方はご持参ください 【実習受講】
DR DT DH
プロアーチⅢEG以上のリアウォールを備えた咬合器
プロアーチ フェイスボウ(有歯顎用バイトフォーク)
デンテック社製 Y型咬合紙ホルダー(⾺蹄形)
大サイズ(74mm x 60mm)

「プロアーチ咬合器」、「プロアーチ フェイスボウ」を購入される方は、本研修会特別価格でお求めいただけます。こちらの咬合器購入申込書(PDF)から各自直接業者(沖歯科要材株式会社)と連絡をおとり下さい。
基本8ヵ月コースをご受講いただいた方のみ購入可能です。
デンテック社製「咬合紙ホルダー」の購入につきましては、各自納入業者等にお問合せをお願い致します。
なお、上記器材をご⽤意できない場合は、貸出致しますので、お申込時に専用フォームにご記入下さい。

ご自身の咬合調整⽤咬合紙ホルダーは、デンテック社製を使用致します。

配布機器・機材・教材

配布機器・機材・教材 【実習受講】 【OB受講】
DR DT DH DR DT DH
各種解説資料
SCM レコーダー(顆頭運動描記・記録装置)
ステレオステソスコープ(顎関節⽤聴診器)
パラオクルーザルクラッチ
デンタルマルチルーラー
削合実習⽤リンガライズド・オクルージョンによる総義⻭模型
(上・下顎エポキシ模型)
実習⽤パーシャルデンチャー設計模型(3種)
アプライアンス(スプリント)製作用材料
フェイスボウレコーディング⽤コンパウンド
チェックバイト記録⽤シリコーンバイト材
ハネルフォイル(GHM社製12μ咬合紙)
⼩物・その他

実習項目(予定)

基本8ヵ⽉webコースに即した
実習6⽇間対面コース案内(PDF)
オリエンテーション
  • 会場の案内と説明
  • 配付資料の確認
  • 各種配付器具機材の説明
  • 実習6⽇間コースの概説
(1) 筋の触診
  • 筋の触診の意義
  • 筋の触診のポイント
  • 筋の触診10部位と順序
  • 触診圧の確認
  • 圧痛の評価基準
  • 筋の触診と臨床診断
(2) 顎関節の触診
  • エングラムの確認
  • ディコンプレッションとディプログラミングの確認
  • 筋の圧痛と顆頭位や咬合との関係を確認
  • 顎関節の触診4種の施⾏ポイント
  • 顎関節の触診4種による臨床診断
(3) 顎関節の聴診
  • 顎関節⽤聴診器有効性
  • 顎関節⽤聴診器・ステレオステソスコープの使⽤法
  • ステレオステソスコープによる顎関節の検査・診断
(4) パラオクルーザルクラッチの製作
  • SCM・顆頭運動経路描記装置⽤パラオクルーザルクラッチの使⽤法
  • パラオクルーザルクラッチの設計
  • パラオクルーザルクラッチの製作
  • パラオクルーザルクラッチの試適,調整
  • パラオクルーザルクラッチ装着のポイント
(5) 顆頭運動経路描記と診断
  • SCM レコーダー顆頭運動経路描記装置の使⽤法
  • SCM・顆頭運動経路描記のポイント
  • 顆頭運動経路記録のポイント
  • SCM・顆頭運動経路描記実習と顎関節の診断
(6) スプリントベース部の有効性の⾼い製作法
  • 臨床で有効なスプリントの条件
  • スプリント(アプライアンス)ベース部の設計
  • スプリントベース部製作の前準備
  • バキュウムフォーマーによるハードプレート圧接時のポイント
  • スプリントベース部の完成
(7) スタビライゼイションスプリントの有効性の⾼い製作法
  • スタビライゼイションスプリント設定基準
  • スタビライゼイションスプリント設定基準の確認と製作・装着・調整
  • ディコンプレッションとディプログラミングの再確認
  • クロージャーストッパーとイコライザーへの対応
  • ハネルフォイルによる咬合の診査・診断と逃避反射の確認
(8) フェイスボウトランスファー
  • フェイスボウのバイトフォークへのコンパウンド圧接準備
  • ⽣体のフェイスボウレコーディング
  • ⾃然頭位をトランスファーする基準の確認
  • 咬合器へのフェイスボウトランスファー
  • 咬合器への模型装着の前準備
  • 下顎模型装着時のポイント
  • 模型を⽤いた咬合器顆路調節の基礎実習
(9) アンテリアジグの製作とチェックバイト
  • 側⽅限界運動を咬合器に再現することの重要性を確認
  • 左右側⽅偏⼼位におけるアンテリアジグの製作
  • シリコーンバイト材による左右側⽅偏⼼位のチェックバイト記録
(10) 側⽅限界運動を再現する咬合器の顆路調節
  • チェックバイト記録の調整と作業模型への適合確認
  • 効果的な咬合器調節の操作⼿順
  • 作業側側⽅顆路⾓(リアウォール)を含めた顆路調節
  • 病態に応じた顆路調節のポイント
  • 咬合器上での側⽅限界運動の再現
(11) 咬合器のハンドリングと咬合診断
  • 咬合器のハンドリングのポイント
  • 咬合診断
  • オクルーザルプレーンアナライザーによる咬合平⾯の位置と彎曲度の診査・診断
(12) 予知性を⾼めるパーシャルデンチャーの設計
  • パーシャルデンチャー設計原則を確認
  • 設計の6要の確認
  • パーシャルデンチャーにおける⽀台装置の具備条件の確認
  • 適正なサベイング実習
  • 4症例のパーシャルデンチャー設計
  • 3症例の設計実習
(13) 総義⻭におけるリンガライズドオクルージョンの有効性を確認
  • 総義⻭におけるリンガライズドオクルージョンの有効性を確認
  • 総義⻭症例における咬合器のハンドリングのポイント
  • 総義⻭のエポキシ模型を⽤いたリンガライズドオクルージョンの削合・咬合構成
まとめ
  • 筋と顎関節の触診の復習
  • スタビライゼイションアプライアンス(スプリント)の調整と再確認
  • ドーソンテクニックのデモ
  • その他の確認

FAQ

Q.実習6日間対面コースを受講する上で、特に留意すべき点はありますか?

実習内容を的確に理解実践する為に、アップデートされた最新の基本8ヵ月WEBコース2023(理論編)を同時にご受講される事をお薦めします。

Q.基本8ヵ月コースを一度も受けていませんが、実習6日間対面コースのみの受講は可能でしょうか?

基本8ヵ月コース(理論編)をご受講いただいた上での実習コース(実践編)となりますので、これらを同時にご受講いただくか、先に基本8ヵ月コース(理論編)をご受講ください。
実習コース単独でのご受講は出来ません。

Q.実習に参加しなくともSCMレコーダーや聴診器は個別に購入出来ますか?

SCMレコーダー(顆頭運動描記装置)、ステレオステソスコープ(顎関節用聴診器)などは実習の教材として、歯科医師の皆様に配布しております。今回の「実習6日間コース」の受講料にも含まれています。
これらの実習用教材は、実習参加者以外の方々のご購入はできません。

Q.昨年以前に受講しましたが、現在も咬合器等特別価格での購入は可能ですか?

はい、可能です。
本研修会受講者は特別価格でお求めになれますので、こちらの咬合器購入申込書(PDF)から各自直接業者(沖歯科要材株式会社)と連絡をおとり下さい。
基本8ヵ月コースをご受講いただいた方のみ購入可能です。

Q.東京・福岡以外の会場での開催予定を教えてください。また、来年以降の予定もわかれば教えて下さい。

現時点で今回の開催される実習6日間(東京・福岡)以外に、確定した開催予定はございません。
新たなコースの開催が決定した際は、WEB等でのご案内を予定しております。

【実習4日間対面コース2022】開催レポート